私にとって魔法の英単語「Regarding」

私にとって魔法の英単語「Regarding」

私はビジネスで英語を使います。でも正直、英語は得意ではありません。
英語が流暢な人なら、会話の流れや言い回しのニュアンスで“文脈”を作って、相手にポイントを自然に伝えられます。でも、英語が苦手だとそれが難しい。話しているうちに論点がぼやけて、「結局何が言いたいの?」になりやすいんです。

そこで私が多用しているのが “Regarding” です。
説明の頭に “Regarding XXX,”(XXXについて~) と置く。たったこれだけで、相手は「あ、今はXXXの話ね」と脳内でラベルを貼ってくれます。自分の英語が多少ぎこちなくても相手が論点を見失わない。流暢さよりもまず“何について話しているか”が相手に伝わる。私にとってはこれが大きいです。

この感覚を思い出した出来事があります。昔、タイ人と仕事をしていた時、ある女性が “Actually” をすごく多用していました。。タイ人特有の尻上がりイントネーション英語(⤴)も相まって、出会った頃はその“Actually”すら全然聞き取れなかったものです。

ところがある時、「Actuallyの次に何が来るか」を意識して聞くようにしたら、彼女の言いたいことがかなり把握できるようになりました。
今思うと、彼女の “Actually” は、私の “Regarding” だったんだと思います。言葉そのものより、「さあ、これから大事なことを言うよ」という合図。そこに注意を向けるだけで、理解の精度が上がる。

この“Regarding戦法”を、日本で英会話講師経験のあるアメリカ人にも話したことがあります。返ってきたのは「ポイントが掴みやすいからグッドアイデアだと思うよ」というコメントでした。ネイティブ的に洗練された英語ではないかもしれない。でも、ビジネスで本当に大事なのは“流暢さの評価”より、相手に重要なポイントを誤解なく届けることです。

結局、英語が得意じゃないなら、得意じゃないなりの武器を持てばいい。
私にとっての武器が “Regarding”。会話の最初に論点を掲げるだけで、コミュニケーションは意外と前に進むもんです。

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